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湯守のポリシー

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湯守のポリシー

栃尾又温泉には、「万病の湯」といわれる類まれな効能を求めて、遠方からも定期的にお越しいただく方が多く、 自在館は、400年以上続く栃尾又温泉の湯守として、より良い湯治環境を守る為にいくつかのポリシーを掲げ、湯治文化の継承に努めています。

例えば、日帰り入浴は完全予約制にしているのもその一つです。⇒日帰りを予約制にする理由
本当は、よりたくさんの方に気軽にご利用して頂きたいですし、日帰りの方にたくさん入ってもらった方が宿の運営としても嬉しいのですが・・・それを敢えて行っておりません。
すこし頑固者かもしれませんが、この希少な「栃尾又のラジウム温泉」を求めてお越し頂く皆様に、より良い状態の温泉を100%お届けしたい。故に敢えて制限をさせていただいております。

杤尾又のラジウム温泉に含まれるラドンはすぐに空気中に放出されてしまうという、品質管理が大変難しい繊細な温泉です。
しかしこの泉質でしか享受できない地球の恵みを、出来るだけ自然の状態ままでご提供できるよう、この温泉に最も適した形を探し求めて、試行錯誤を繰り返してきました。
1年を通して快適に現代湯治をしていただくために、私たち湯守はこれからも、こだわりを持って勉強して参ります。どうかこれからも温かく見守っていただければ幸いです。

自在館 湯守一同

湯守イラスト

1人あたり、毎分1リットルの「源泉100%かけ流し」

杤尾又温泉 共同浴場の湯量は毎分100リットル
杤尾又温泉3軒、満室時宿泊者人数は80名~100名

「利用人数1人に対して、毎分1リットル以上」を品質管理の基準とさせていただいています。
これは、この湯量に対してこの人数を越えてしまうと、お湯が濁り、温泉を良い状態に保てなくなる。という目安の数値です。源泉かけ流しのため、自然に浴槽から溢れる量と、浴槽に給湯される量以上に、お湯は循環しません。これは法律や、規則ではありませんので、守らなくても罰則があるわけではありません。しかし、私たちは、この温泉を求めるお客様に、可能な限り良い状態で湯治をしていただきたいと考えています。

源泉湯宿を守る会

杤尾又温泉の日帰り入浴は、なぜ予約制なのか?

長湯しやすい湯治環境をご提供する為に

栃尾又ラジウム温泉は、36度のぬるいお湯に、じっくり長時間浸かることで、その効果をより発揮できます。
そのため、自在館では出来るだけ長く滞在していただけるように、チェックイン13:00-チェックアウト11:00と余裕をもって設定しています。 つまり、間2時間しかインターバルがありません。
更に、杤尾又温泉3軒で大浴場を利用しているため、各宿満室時には約80名~100名程の宿泊者様になります。 満室時にこれ以上のお受入れをしてしまうと、浴室内が混雑し、皆様健やかに湯治をしていただけないという事態が起こってしまします。最悪の場合、お風呂場が混雑していてお風呂に入れなかった・・・ということにならないよう、日帰り入浴でも予約制をとり、利用人数をコントロールしています。

日帰り予約

温泉が劣化しにくい加温方法を探し求めて

~大浴場の塩ビ管ストーリー~

36度のとても繊細な温度で湧き出る栃尾又のラジウム温泉、冬期間は外気の影響でどうしても36度を下回ってしまいます。35度より低くなると、どうしても寒いと感じてしまうため、1年を通して湯治していただくために、いろいろな思考錯誤を重ねました。
加温方法には様々ありますが、代表的なものは「循環加温」タイプです。町中の銭湯や、多くの温浴施設が採用しており、もっともポピュラーな方法です。しかし、この方法だと一定量の塩素を投入しなければならず、源泉かけ流しを旨としている栃尾又温泉には不向きです。もう一つは、循環はせず、浴槽に入れる前にタンクなどに集めて加温をするタイプです。こちらであれば塩素は入れずに済むのですが、源泉口からお風呂まで少し離れてしまいます。

そこで、私たちは考えました「浴槽ごと温めてしまおう」と。

塩ビ管杤尾又温泉の大浴場は、浴槽の底を伝うように塩ビ管が貼り巡っています。その塩ビ管の中にはスチール製のパイプが通っておりこの中を不凍液という液体が流れています。冬になるとこの不凍液を設定温度まで温め循環させます。すると、浴槽内の温度が、すこーしだけ高くなるのです。イメージ的には、お鍋を火にかけるイメージです。お鍋は浴槽で、浴槽ごと底から温めるのです。こうすることで、源泉からの距離を離すことなく、尚且つ、循環しないので塩素を入れる必要もありません。

塩ビ管見た目的には「なんで塩ビ管?」となるのですが、安全面を考えてもやけどの心配がありません。また、衛生的にもすぐに交換できるなど、温泉を安全に維持管理するためにも、良いパートナーなのです。ここはどうかご愛嬌と思ってください。


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ラジウムとラドンの違い

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