ラジウム温泉の特徴(正式名称は単純放射能泉)

こんにちは。
今回はラジウム温泉、正式名称は単純放射能泉を少しばかりご説明。
ラジウム温泉と言われる温泉には2種類あり
・ラジウム(金属で個体です)を直接含有しているもの
・ラジウムが分解されるときのラドンが気体として温泉に含まれるもの
自在館のラジウム温泉は後者の性質をもっています。

そして、ラジウム温泉とは簡単に言えば、「微量な放射能を含んだ温泉」です。※体に害のない量です
なので「単純放射能泉」なんて名前がついてます。目が痛い。。。。。。笑

そして、このラジウム、厳密に言えばラドンから放出される放射線にもたくさんの種類があるそうですが、ベータ線、ガンマ線、アルファー線・・・・・

栃尾又の温泉はアルファー線(α線)を含んでいます。
このα線の特徴として、
①非常に浸透力が低い(紙も通り抜けられない)
②体に残留しにくい(30分ほどで、汗、おしっこ、気化熱、として体から出てしまうそうです)
新規ドキュメント 5_2

という、特徴があります。

つまり、「さっと入って、さっとお風呂をあがっては、なんにも温泉の効能を体感できない」と、いうことです。

なので、昔の方々は本当にすごいです。

科学的な分析なんて、な~にもわからない時代に、「ここでの湯治は、なが~く温泉に浸からないとダメだ」と、わかっていたんですからね。「長湯」なんて言葉も作ったくらいですからね。

ですので、自在館のラジウム温泉で湯治するときのポイントはこの2点です

浸透性が低いので、じっくりと、肌の毛穴や、温泉の水蒸気を吸引して肺からラドンを体に取り入れる。●基本的に体に残留しないので、長時間入って恩恵を得る必要がある。

栃尾又のラジウム温泉が、この37度という温度で自然湧出してくれていて、本当によかったなと。
山の神様に、日々感謝しております。
ラジウム温泉について