おはようございます!
お久しぶりです^^笑
さてさて、お客様からよくお伺いする質問トップ3に必ず食い込む
「自在館の自在って、どういう由来があるんですか?」
実は自在館、約400年の歴史がある中で、自在館とう名前で営業を始めたのはおそらく200年~300年程前と言われております。
当初、宿を始めた(本当に、ただの山小屋で宿と呼べるようなものではなかったと思いますが)当初は、屋号である「守衛門」の宿、とか、そういう名で呼ばれていたのではないかと言われています。
おそらく、皆様のご家庭にも屋号(今は屋号というのはあまり使わないかもしれませんが)ありますよね??
その名で、代々宿も呼ばれていたそうです。
ところがあるとき、旅の僧の方が湯治をされた際に
「この地は不思議な力で守られていらっしゃる、是非、観自在菩薩様というありがたい菩薩様の名前をお借りしてはどうか?」
と、ありがたくもその名を頂戴したんだそうです。
本当に、菩薩様のお名前を拝借させていただくと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それ以降、守衛門ではなく自在館、という名前でお宿を営ませていただいております。
ありがたいことに、記録で残っている限りでは400年の歴史を紡がせていただきました。
これも偏に、代々通い続けてくださるお客様、助けてくださった地元の皆さん、代々の当主達のおかげもさることながら。
本当に観音様が見守ってくださっているのだと思います。
そしてまだまだ、知らない宿の歴史と先代たちのドラマがあったことと思いますので、大女将や主人から、宿の歴史をしっかりと紡いでいきたいと思います^^