もくじ
長引く、新型コロナウィルス感染症「自分も感染する」と、考える
まだまだ新型コロナウィルスの影響は尾を引きそうです。ワクチンの開発も、量産され皆が安心できるような体制になるまで1年~2年以上は最低かかりそうとのこと。
医療現場にて日々大変なご苦労をされている皆様に、お礼と敬意を。本当に、ありがとうございます。医師ではない私たちですが、感染拡大防止と、感染悪化の確立を下げるための、情報は発信できます。少しでも一助になれば幸いです。
まず、新型コロナウィルス感染防止対策、これはいわゆる「3密回避」と「手洗いうがい」を、徹底すること。これは、「感染防止策」です。
それとは別に、「感染後の対策」も大切。主には、国など大きな単位として、医療体制の整備がありますが、もっとも小さな単位として、私たち個人の抵抗力を少しでも高めておく。これが、一人ひとりができることだと考えます。
現状、正確なデータはありませんが、無自覚感染者は相当数いることが予想されます。そのなかでも、重傷者、死亡者のほとんどが、高齢者、基礎疾患を患っている、自己免疫力が低下している人です。中には、若い方や疾病の無い方もいらっしゃいますが、統計的に考えれば、自己免疫力が高い人は、感染しても無自覚のうちに完治している。と考えられます。
※厳密にいえば、日本だけ行った過去の予防接種や、黄色人種の体質等、まだ様々な予測・憶測がなされています。それはそれで今後明らかになるとして、何か一つというより、複合的な要因と考えたほうがよいと、現時点では思います。
いずれにせよ、新型コロナウィルスに感染しても、自己免疫力を高めておき、他の疾病にもかかりずらい体の管理をしていれば、発症・重症化を防げる確率が高いと考えられるのです。
基本は、体を温める
免疫力を高めるために、様々な取り組み、考え方がありますが、まずベースとして、
「体温を上げる」
ということを念頭に置くとよいでしょう。様々なアプローチ方法がありますが、私たちが、日常生活の中で意識をする際に非常に分かりやすい指標となります。
体温を上げることで、血流が良くなり、体の隅々まで摂取した栄養が行き渡ります。血液は栄養補給と同時に、老廃物を排出する役割も果たします。つまり、代謝がよくなります。そして、血液中には細菌やウィルスと戦う免疫細胞がいます。血流が良くなると、免疫細胞も活発になり、病気になりにくい体になるのです。
体を温めるためにできること
①冷たい飲み物、食べ物を控える
水分補給はとても大切。温度も大切。真夏はどうしても冷たい飲み物を摂取する機会が増えてしまいますが、特別に体温が上昇しているとき(運動時や、発熱がある場合)以外は、できれば体温に近い温度の方がいいです。とはいえ、夏場はさすがに厳しいので、冷蔵庫などで来やしすぎない、もしくは少し時間をおいて温度が上がってから飲むようにするとよいです。
②適度に運動する(スポーツでなくても全然OK)
生活の中で筋肉を動かすことを取り入れてください。スポーツをしなければならないというわけではありません。個人的には「歩く」ことをお勧めします。なにかのついでにやりやすいからです。またエレベーターではなく、階段で移動する。一駅歩いてみる。すべて、一度は聞いたことのある、代わり映えないことですが、意識してやってみるだけでも随分と生活は変わります、骨格筋が刺激され、適度な筋肉量が維持できます。筋肉はエネルギーを多く消費しますので、その際に体温が上がりやすくなるのです。ムッキムキになれ、ということではないのです。適度に筋肉を使い、適度な筋肉量をキープすることが大切です。
③お風呂に入る
是非、お風呂に入ってください。お風呂をはるのには、手間もお金もかかりますし。しかし、それを踏まえたうえで、是非、毎日、湯舟にお湯を張り、お風呂に浸かっていただくことをお勧めいたします。お風呂は外から体温を上げられる絶好の機会です。また、発汗と、その後の副交感神経が活発になることで、ストレス緩和の役割も持ちます。ストレスは自律神経の乱れを引き起こし、自律神経の乱れは低体温を招く原因にもなります。また、良い睡眠導入への効果も期待できるため、睡眠の質がよくなります。睡眠は体の細胞の修復・入れ替える役割を担うため、良い睡眠は、体を良い状態に保つためにとても関係性が深いのです。
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