こんにちは、若旦那の星です。今日はストレスについて。
もくじ
ストレスって、なんだ?
「ストレスを感じる」「ストレスが溜まってるな」多くの人が感じたことのあることだと思います。
では、ストレスって、何ですか?
ストレスを詳しく説明してください。と、問われて、説明できる人はおそらく少ないと思います。案外知られていない、ストレスの正体。体の不調の大半がストレスが原因とされる現代社会。このストレスの正体を正しく認識することが、体の調子を整えることとても大切な役割を果たします。
ストレスの定義
ストレスの定義はカナダの生理学者ハンスさんが定めました。
「寒冷、外傷、疾病、精神的緊張などが原因になって、体内に起こる非特異的な防御反応」を、ストレスと呼びます。
ストレス=「外部からの刺激」+「それから体を守ろうとする働き」
もうちょっと。掘り下げます。
人間の体には外部からの刺激(ストレッサーと呼びます)から体内の機能を維持するための、ホメオスタシス(恒常性の維持)という機能が備わっています。恒常性とは体の機能を一定に保つ働きのことを指します。
外部からの刺激(ストレッサー)とは、温度、気圧や水圧、有害物質、病気、時間や対人関係による緊張のなどがあります。
ホメオスタシスとは、ストレッサーから体を守ろうとする働き。簡単な例としては、暑い、と感じたら汗を掻き体温を下げようとします。寒いと感じたら、汗腺を閉じ放熱を抑えたりします
そして、これらの作用を全てひっくるめて、「ストレス」または、「ストレス状態」「ストレス反応」と呼びます。
ストレスを知り、ストレスと共に生きる
私達は、生きていくうえで、ストレスとは決して離れることはできません。全く感じないとしたら、もうそれは新人類でしょう。笑
したがって、私達はストレスの原因を知り、ストレスとの付き合い方を学ばなければなりません。身体的に直接影響を与えるものから、精神的なものまで、ストレッサーは世の中に満ち溢れています。自分自身の状態と、それらの要因を認知し、ストレス過多な状態になる前に、自分自身のメンテナンスをすることが重要だと考えます。
そして、面白いのは、このストレス、人によって感じ方が様々なのも、また面白いところ。Aさんにとっては、ものすごくストレスに感じるストレッサーも、Bさんにとっては全然平気、むしろ心地よい!なんてこともあるのですから。
認識の違い、考え方の違いで、体に対する反応が変わるというのです。人間って、面白いですよね。笑
次回は、ストレスについてパート2。ストレスと上手に付き合うために。